2019年06月20日

2019年6月15日 京都府南丹市胡麻・京丹波地区有機生産者を訪ねるツアーに参加して―山本奈美  

生産者を訪ねるツアーに参加して
山本奈美(使い捨て時代を考える会会員/京北町有機農家/京都大学農学研究科博士課程)

6月15日(日)、胡麻地区、京丹波地区の5名の生産者さんの圃場を訪ねるツアーが開催され、参加しました。消費者会員・生産者会員が約25名ほど集まり、大盛況な企画でした。私は新しい会員なので知らなかったのですが、そもそもこの企画は、生産者会員さんたち同士で情報を交換し合う場として始まったそうです。今回は消費者会員の参加が多かったとはいえ、園部地区の他の生産者会員さんたちの参加もあったことから、質問は実践に基づいたとても具体的なものでした。技術や知恵に関するやり取りも多くて、(私も農業をしているので)刺激的かつとても勉強になりました。どんなことを学んだのか、手短ですが報告させていただきたいと思います。

熱心に話を聞く山本奈美さんDSCF2921.JPG

谷口成生さんの圃場

いくつかの車で乗り合わせて朝胡麻に集合し、まず最初に訪ねたのは南丹市胡麻地区の谷口成生さんの田んぼです。私も愛飲している自然酔の原料米の生産者さんです。谷口さんは、米→ナス→玉ネギ→黒豆、で輪作されています。米と豆の輪作は草も抑えられ、豆が固定した窒素を稲作に生かせるため効率的です。そこにナスと玉ネギを加え、肥料分をうまく循環させてらっしゃいます。その様子を拝見することができました。
 
谷口成生さん
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最初にお訪ねしたのは、1反強ほどの隣り合う2枚の田んぼ。ひとつは主食用の米で品種は祭り晴れ。もう一枚は酒米で品種は山田錦。苗はポット苗で育苗したものです。ポット苗の方が生育が良くて田植え後の活着も良く、草との闘いに勝ちやすいという利点があります。稲の姿も美しく、植えた田んぼも美しい(生産者さんの美へのこだわりに頭が下がりました!)。その一方で、手間がかかるのです。約3ヘクタールもある田んぼ全てをポット苗ではできないし、失敗したときのリスクも大きい。リスク分散のためにも、無農薬米をポット苗で、省農薬米は普通のマット苗で育苗、と使い分けているそうです。5月16日に田植え、5月23日に除草機を1回かけたとのことですが、どちらも草がほとんど生えておらず、分けつもしっかりと進んでいます。トロトロ層を作ってくれるイトミミズもたくさん。とってもきれいな田んぼでした。

谷口さんの田んぼ
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除草に使っている乗用の除草機は、(使い捨て時代を考える会の)縁故米基金で(一部)購入されたものです。その前は手押しのエンジン式除草機で除草していましたが、約3ヘクタールもの田んぼ全部をこれで除草すると人間も機械もダメになる、とのことで、乗用の除草機があってこそこの規模で無農薬・省農薬でお米作りができているようです。

除草機
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次にお訪ねしたのは黒大豆の畑。さすが黒豆の産地。1週間程前に直まきで播種したところです。もう大分芽が出ていましたが、発芽は6,7割方というところでしょうか。もちろん播いた種が全て発芽するわけではありませんが、それでもネキリムシや鳥害も少なくない様子。鳥対策の糸を張っていらっしゃいましたが、鳩やカラスから豆を守るのは難しい!欠株したところは別のナス畑で作ってらっしゃった苗を移植するとのことでした。

黒大豆の畑
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次に茄子畑に移動。千両茄子と丸ナスを植えてらっしゃいます。1反強ほどのナス畑は壮観です。立派なナスの葉っぱがつやつやしています。驚いたのはビニールマルチの代わりに堆肥をどっさーーーーりと畝幅いっぱいに積んでらっしゃるところ。これでナス周りの草は抑えられるそうです!この肥料は次に植える玉ネギのよい肥料になります。その後黒豆を植えますが、そこまでこの肥料で乗り切るとのことです。お訪ねしたとき、家族総出(ご両親・奥さま・お嬢さん)でナスの誘引作業をされていました(お仕事中失礼しました!)。誘引のヒモに使用されていたのは生分解性のヒモ!ビニールではありません。「ビニールマルチもヒモもゴミになるのがイヤヤ」とにっこり。篤農家さんのこだわりが見えた瞬間でした。

ナス畑、生分解性のヒモ
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伊藤芳雄さんの圃場

次に伺ったのは、伊藤芳雄さんの畑です。同じ胡麻地区、谷口さんの圃場から10分ほどいったところにあります。黒々とした土に、青々としたニラがわっさりとそだっていました。「これがニラ!」「そういえば昨日も伊藤さんのニラ食べた!」「最近よく食べてる!」という会員さんの歓声があがり、食卓と畑がつながる瞬間です。ニラは傷みやすいので、日が落ちて涼しくなった頃収穫するそうです(夜7時ごろ)。朝も涼しいですが朝露で傷みやすいためこの時間が一番いいとのこと。消費者会員さんの食卓でおいしく食べてもらうためにきめ細やかな仕事をされています。

ニラ畑
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同じ畑には、5月10日に定植したキュウリが140本、2つの畝にきれいに並んでいます。キュウリを支える支柱のてっぺんには銀色のテープがひらひら。アブラムシやウリバエ(ウリハムシ)除けですがあまり効果は感じられないそう。それでも立派に株が育っているので、もう虫には負けなさそうです!もう実を付けてはいますが、今はニラで忙しいので、キュウリの収穫は抑えているそうです(摘果して実らせないようにする)。キュウリの収穫が始まると、毎朝晩と収穫する、朝から晩までキュウリと付き合う日々になるそうです。もうすぐ伊藤さんのキュウリが次々とみなさんの食卓に上ることでしょう!
キュウリの隣にはエン麦が青々としげり、風にたなびいています。もうすぐ刈り倒し緑肥にします。ここで緑肥について生産者会員さん同士でプロの会話が盛り上がります。「セスパニア試した?」「試したけど効果なかったわ」。農家さんは他農家さんの圃場を見ると冗舌になるそうです(笑)。
また反対の隣には透明ビニールマルチで覆われている畝があります。もうすぐニンジンの播種をする畝です。ニンジンは初期の除草対策が頭を悩ませるところ。太陽熱消毒して(ビニールをかぶせて太陽熱で地温を上げ、雑草の種を殺す)、除草剤を使うことなく草対策を行っていらっしゃるのです。「これでも完璧には抑えられない」と伊藤さん。試行錯誤しつつベストを模索される姿に感銘を受けました。

キュウリとエン麦
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木口幸男さんの圃場

次に伺ったのは木口幸男さんの畑です。カボチャがしっかりと繁りはじめています。すぐ隣の畝もカボチャの葉っぱで埋め尽くされるのでしょう。その隣に赤オレンジ色のきれいな花を咲かせている豆がありました。なんだろう???農作物や植物にお詳しい会員さんたちですらハテナです。木口さんの奥さまからお聞きした答えは「紫花豆」。初めて見ました!南国にあるようなきれいな花!その隣はモロッコインゲン。草に覆われつつも、しっかりつるを伸ばしています。

木口さん
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紫花豆
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ハウス栽培のキュウリも訪問しました。2mほど高くまで育ち、美しい実をしっかり付けています。これからたくさんのキュウリを届けてくれることでしょう!

キュウリ
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足早に木口さんの畑を後にすると待望のランチ。胡麻のこだわりカフェで名物のドイツ風ソーセージとパンです。ドイツ人オーナーのシャウベッカーさんご夫妻手作りで、とってもおいしくて食べ応えもたっぷり。会生産者さんのレタスやキュウリも振る舞って頂きました。キュウリには黒沢さん手作りの実エンドウの味噌!初めて食べるさっぱり風味の味噌はキュウリによく合いました。ごちそうさまでした!!!

2013年バイバイ原発きょうとデモにトラクターで来たシャウベッカー・デトレフさん
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ドイツカフェみときや手製のソーセージ
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みときや
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山本正行さんの圃場

おなかの心も満たされて次に向かった先は、京丹波地区の生産者さんお二人の圃場。最初は山本正行さんの田んぼです。山本さんも、米・枝豆・黒大豆を2年ごとに輪作されているそうです。見せていただいた田んぼは、5月15日に田植えをし、21日にチェーン除草、米ぬかを26日にまかれた田んぼです。品種は短棹のコシヒカリ。この田んぼでは欠株が目立っていました。今年は春が寒かったため苗の育ちが悪く、植えてすぐのチェーン除草に耐えられず、消えてしまったそう。昨今の天候不順も含めていくつかの悪条件が重なった結果の出来事とはいえ、経験を積んだ篤農家さんでもこういうことが起こってしまいます。欠株は収量減に直結します。どうしたら恵みだけでなく、このリスクも含めて消費者と生産者で分かち合えるのでしょうか−会とセンターの長年のテーマであり、提携運動の40年以上の歴史の中でたくさんの人びとによって模索されてきた課題ですが、今もまだこれといった回答が見つからないのが現状です。交流し続けるしかないのでしょうね。

山本さん
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山本さんの田んぼ
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山本さんの黒大豆の苗も見せていただきました。128穴のセルトレーが40枚ほどずらーっと並ぶ黒大豆の苗は壮観です。「これ、稲みたいに田植機があるわけではないですよね?どうやって植えるんですか?」素朴な疑問が会員さんから出ました。「こういう道具があるんです」と苗の移植機(軽量・ハンディーなハンドプランター)を見せてくださいました。腰をかがめないで植えることができるとはいえ、植えるのは一株ずつです。「気が遠くなるような作業ですね」と会員さんもため息。

黒大豆の苗
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黒澤喜一さんの圃場

最後に向かったのは、黒澤喜一さんの圃場。棚田が連なる美しい圃場です。中心に大きなケヤキの木が茂り、訪ねる人が「トトロの田んぼや」と感嘆の声を上げるそうです。いろいろあって基盤整備を「逃れた」田畑は、昔ながらの石垣で作られた畦がゆるやかなカーブを描く小さな田んぼを囲み、それが段々と連なる−まさに「原風景」、ため息がでるほどきれいな畑です。美しい反面、機械は入りにくいし、畦が多いということは草刈りも管理も大変なはず。効率性を考えたら絶対に四角い大きい圃場の方がいいに決まっています。それでも、効率性の名のもとに失ってしまっているものの大きさを目の前に突きつけられた気がする畑でした。

ケヤキの木のある圃場
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田んぼは3枚。黒澤さんも1回除草を施しました。草の生えていないきれいな田んぼです(あっちの方はたくさん生えてるんやと笑ってらっしゃいましたが)。黒澤さんの除草は人力の田打ち車のみ。1反の田んぼで3km分の距離を行ったり来たり、田打ち車を押して引きつつの除草です。

畑は少量多品目で様々なものが植えられています。カボチャはロロン(おいしい!)とテツカブト(ベテラン会員さんに超ウワサの!!!初めて見ました!)。一緒に植えることでうまく実るのだそうです。移植する予定のネギ、キュウリ、ズッキーニ、実エンドウにナス。弧を描く元棚田の畑にきれいに植わっている様子は、まさにアートでした。「収量が低くても、味がおいしい野菜を作りたい。センターで届けられるこの野菜だけは食べたいから会員を続ける、という会員さんが出てくるぐらいの野菜を作りたい」とおっしゃる黒澤さん。考えさせられます。

見事な少量多品目の畑
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そして最後に見せていただいた畑はこの日のハイライト。カボチャと麦の草生栽培です。農林61号という小麦は自家採種してもう4、5年になる種で育てています。琥珀色に実った小麦の穂と青々としたカボチャの苗のコントラストも美しい。小麦はもうすぐ刈り取りの時期を迎えるそうです。通常、麦は緑肥として育てる場合、穂が実らないうちに刈り倒し、マルチ(畑を覆う資材)として利用します。黒澤さんの場合は麦を収穫し、その後の穂をマルチとして利用するのだそうです。

カボチャと麦の草生栽培
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まとめ
5名のベテラン生産者さんたちの田畑は、その年月をかけて日々培ってこられた知恵と経験とこだわりがギュギュッと詰まっていました。まさにアートであり生き方であり、十人十色です。今、農繁期まっただ中。ひとつでも農作業をこなしたい!そんな時期に、会員の私たちに快く田畑に案内していただいてとても感謝の気持ちでいっぱいです。

最初に言われた谷口さんの言葉も心に残ります。「観光客で来はったんとちゃうんやから」。その続きは一人一人が考える必要がありそうです。畑を見て「すごいなー」で終わらず、消費者は生産者の対峙する世界に足を一歩踏み入れた今、何ができるのでしょうか。消費者を一歩受け入れる生産者と一歩踏み入れた消費者が紡ぐ関係性で、どのような動きを生みだすことができるのでしょうか。大きな宿題を抱えて帰路についたのでした。



同じツアーを技術的な視点からは
2019.6.16「夏の田畑を見に行こう−除草・抑草の工夫」有機農業見学会 報告

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2019年5/28(火)〜5/30(木)福島二本松の有機農家に会いに行ってきました1

福島農家民宿・遊雲の里に行ってきました  
                  
                                     荒木晋太郎

5/28(火)、29(水)、30(木)に、福島県二本松市の東和地区にある、農家民宿・遊雲(ゆう)の里に行ってきました。

遊雲の里は、あぶくま高原遊雲の里ファームの有機農家、菅野正寿(すげのせいじ)さんがご家族と一緒に営まれている農家民宿です。

「原発事故が起きた福島だからこそ、あらためて農業の果たす役割、里山の恵み、地域の力を伝えたい、そして顔の見える関係を大切にしたい」という想いから、ご自宅を改装して2016年に開業されました。その際、会からは事故直後より皆さんから寄せられた義援金を使わせてもらって、ささやかながらエールを送りました。

以前から菅野さんと会とは様々な縁があり、開業当時から遊雲の里へ行こうという話はあったのですが、なかなか具体化せず、しかし震災と原発事故を風化させてはならない、やはり今こそまた現地へ行って話を聴こう、人と人との有機的なつながりこそが大切だと考え、今回2泊3日で訪ねることになりました。

参旅のプランは、事前に菅野さんと相談させて頂き、東和地区での有機農業の取り組みと、原発事故の現状の視察、合わせて、会と提携している二本松有機農業研究会の大内信一さんの畑の見学するということになりました。5月の忙しいさなかに、旅のプログラムを組んで頂いた菅野さんに心より感謝いたします。ツアーのタイトルまでつけて頂いたのです。


菅野正寿さん(2012年 道の駅ふくしま東和にて )
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2012年京都での菅野正寿さん
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遊雲の里
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「3・11の教訓と持続可能な農とくらしを学ぶ福島ツアー」
5/28(火)大内信一さん農場見学
     遊雲の里・夕食交流会
5/29(水)浪江町視察・帰還困難区域の津島地区〜浪江町内〜福島第一原発近く
     飯舘村視察・農業を再会した農家のお話
     遊雲の里・夕食交流 ゲスト・木村真三先生、新規就農農家、生業訴訟原告団事務局
5/30(木)道の駅ふくしま東和・NPO法人ゆうきの里東和の取り組みを紹介
     ふくしま農家の夢のワイン工房視察
     地域資源循環センター(げんき堆肥)視察

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5/28(火)それぞれ新幹線や夜行バスで京都を出発し、14:00に郡山駅で集合。レンタカーを手配して二本松の大内信一さんの農場へと向かいました。二本松から西の方に見える安達太良山の山頂には、まだ少し雪が残っていました。大内さんは、安全農産供給センター月に一回の企画で供給の際に配布される、二本松有機農業研究会の農産物の注文票にいつも紹介されていますね。今年の2月の大津で開かれた日有研の大会にも参加し講演して頂きました。

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この度注文票の向こう側へ、消費者が生産者を訪ねてつながりをつくる、この会が大切にしていることです。大内さんのご自宅に到着してさっそく畑を案内して頂きました。まず最初の畑には、畑に上にソーラーパネルが設置されていて驚きました。

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ちょうど息子さん、大内督(おさむ)さんがその畑で農作業されておられ、説明して頂きました。農作物と太陽光発電パネルとで太陽光をシェアすることからソーラーシェアリングと呼ばれるそうで、頭上3〜4mの高さに小型のソーラーパネルがずらりと並んでいて、その電気は売電し、畑では大豆を育てておられました。督さんは信一さんの跡を継ぎ、二本松有機農業研究会の代表も務めておられます。この辺りには畑の周りに電柵などがなく、獣害はほとんどないそうです。民家や道路が隣接していることもありますが、大内さんいわく、狐が瓜坊を好きなんだそうです。それから、ちょうど次回お届けのキヌサヤやスナップエンドウの畑を見学しました。不耕起だそうで、ハコベもたくさん生えていました。その前に育てていたキュウリのアーチ型の支柱もそのまま活用されていました。一週間前にこの指の援農で収穫した赤玉ねぎが、こちらではもうそろそろ収獲というところ。注文票でよく見かける長ネギは、これからさらに土寄せする前でした。

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畑は地域に点在しており、車で移動、阿武隈川のほとりの畑にも案内して頂きました。多品目栽培されておられ、全部で畑が3町、田んぼが2町で、それらをお母さんを合わせて3人でお世話されているそうです。ちょうど田植えが終わった田んぼは、深水管理で無肥料、草取りの必要もほとんどないそうです。

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いろんな方法を試したけれど、これが一番いいとのこと。深く水を張り田植えするので、事前に引いていた線が見えづらいらしく、ゆっくり植えるそうですが、それがかえって丁寧にやるからよいと、信一さんが語っておられたのが印象的でした。この辺りではあまり栽培されることのない小麦も、自分で食べるものは自分で育てたいという想いから栽培されており、それが地粉うどんに加工されています。私、時々注文しているので、あのおいしいうどんの小麦たちを眺めて感慨深いものがありました。

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お忙しいところ、ひととおり田畑を案内して頂き本当にありがとうございました。ご自宅の方に戻り、まるごと人参ジュースを頂きました。すりおろしのジュースで甘さも控えめで飲みやすく、他では味わえないすっきりとしたおいしさです。震災直後から、人参は放射線測定結果が極めて低く、ジュースの加工・販売に本格的に乗り出し、2回目のロットからセシウムは不検出、再生の活路を見出したそうです。大内さんにご挨拶し、遊雲の里へ向かいました。車で30分ほど、阿武隈高原の山道を走り到着。大きな家で、古い蔵があるのが印象的で、見渡す限りの山々が美しい立地です。中へ入ると、吹き抜けの高い天井が開放的で、木のぬくもりが感じられる素敵な民宿でした。この日は、菅野さん夫婦と、あぶくま高原遊雲の里ファームの新鮮な野菜を使った料理を囲んでの夕食、交流となりました。

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お風呂も含めて、民宿の熱は薪を燃やして供給しているそうで、大内さんのところで見たソーラーシェアリング同様、エネルギーの問題と合わせて農業を営まれているその姿勢に頭が下がります。それぞれの自己紹介を兼ねつつ、震災と原発事故を巡る話になりましたが、合わせて最近困っていることは何かと尋ねられて、ここ福島でその質問へ応えることに、私は言葉がつまってしまいました。交流会の様子は、2日目のゲストを交えての時の報告に譲るとして、明日は朝から浪江町と飯舘村の視察です。(続く)

posted by 使い捨て時代を考える会/安全農産供給センター at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務所

2019年03月14日

2019年2月24日(日)全国有機農家らのここだけマルシェ報告


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■■■全国有機農業の集い2019in 琵琶湖に関する感想文 2日目のマルシェに関して■■■
ボランティア白素香(バイ スシャン 留学生 京都大学大学院生)

日本有機農業の集いに初めて参加して、びっくりしたのは広島、福島、福井等全国からの方々が出店することでした。各地からの様々な有機農産物の生産者、加工品の販売者(ケーキ、コーヒー)、消費者、ボランティア学生とすこしお話しができまして、皆さんの顔を合わせて、現場の声を聴いて、いい勉強になりました。具体的に生産者(経営者)、加工品の販売者、消費者との会話をまとめてみます。


全国有機農家のここだけマルシェの様子
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 生産者:高島自然農法研究会のスタッフから自然栽培という言葉を初めて聞きました。大学で有機農業という言葉をよく聞きましたけれども、有機農業と自然栽培農業は同じかどうかに疑問を持つようになりました。スタッフに聞いてみたら、「統一の定義が無いかもしれないですが、それぞれの定義があり、簡単に言えば農薬、化学肥料等の投入を一切に使わずに農産物を作る方法は自然栽培である。最初生産量が少ないが、何年立つとそれなり生産量が確保できる」と言ってくれました。

高島自然農法研究会
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 ここでは、私が思い出したのは、中国で農家の経営調査のことでした。2004年から今年まで調査を続けてやってきまして、毎回に農家さんから「農薬が使わないと、虫が多くて農産物が収穫できない。化学肥料を使わないと、生産量が落ちってしまう」との答えは全く違うことです。それの理由を考えさせてくれるようになりました。

また、お米以外に炊き込みご飯やお菓子等の数多くの商品をそろって販売していました。農業をしながら、副業としての農産物を加工して販売している理想な農家像が浮き彫りになりました。

加工品の販売者:under tree山科からのケーキを販売した方は、ケーキに使うイチゴ等の材料が有機農産物です。このマルシェに初めて参加して、ケーキを完売されまして、良かったと言ってくれました。つまり、おいしい商品ができるためには原材料が大事なことだと思いました。


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 消費者:NPO法人兵庫県有機農業研究会の前で、「野菜がおいしいよ、炒めたり、サラダにしたりすることが簡単にできるよ」との声を親切にかけてもらいました。また「私は消費者ですよ、いつも有機野菜、お米を買っている」と言ってくれました。有機農業だからこそ消費者から信頼されると思いました。


兵庫県有機農業研究会
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 生産者にせよ、加工品の販売者にせよ、消費者にせよ、みんなさんが有機農業に強く関心を持っていることを想像以上に感じました。誰にとっても安全安心な食材(農業の本質)が必要なことだと考えました。

皆さまのおかげで、ビワ茶、ハトムギチョコ、おやき等の味わいも初めてできまして、日本有機農業と日本農業をより一層深く理解するためにいい経験ができまして、どうもありがとうございました。





■■「全国有機農家のここだけマルシェ」出店一覧■■

1.(有)影山製油所/ 食用油の販売、天ぷらの試食/島根県出雲
「国産菜種油」と表示できる唯一の食用油です。ピンセット選別やっています。菜種の香りが違います!
国産無農薬菜種を使って、昔ながらの食物油の製造を行なっています。現在、菜種油の原料は99.9%が輸入されていて、その大部分は遺伝子組み換え菜種なのだそうです。そんな中で、影山製油所さんは菜種の原種の保存から、契約栽培農家での原料生産までを一貫して管理しています。市販の大部分の菜種油は効率を良くするために化学薬品を使って油を抽出しているのですが、ここでは昔ながらの圧搾一番搾りで菜種油を生産しています。
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2.JAしまね斐川地区本部/ ハト麦の試食(ごはんに入れて)/島根県斐川
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3.食と農・かきのきむら企業組合/農産加工品、天然酵母パン/島根県柿木村企業組合
柿木村は島根県西部にある人口1,500余人の山村です。
柿木村は、かって過疎化に直面していました。
そこで、大規模農業を進める町、自給運動を進める町の両方へ視察に行きました。その結果、村民が選んだ道は“自給を優先した食べものづくりこそ山村の豊かさ“という考え方でした。それからは椎茸・ワサビ・栗などの特産振興に加え、有機農業による自給運動が村全体で始まりました。
https://www.facebook.com/syokutonou.kakinoki/?epa=SEARCH_BOX
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4.NPO法人 兵庫県有機農業研究会/有機の旬の野菜、木のお皿、塩こうじ、有機の米などの販売、
 たねのチラシなどの配布
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5.福島県二本松有機農業研究会/コットン製品(実演もあり)、本、人参ジュース、玄米せんべい、うどん、
 大豆油の販売/福島県二本松市
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6.手仕事工房むいむい/ 東近江の有機野菜を使ったオーガニック弁当、キッシュ/滋賀県東近江市
 こだわりの材料で作った焼菓子、自家栽培のびわ茶、自家栽培の和綿の綿繰り・糸紡ぎ体験など
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7."Takashima Natural Farm KAIDE+高島自然農法研究会"/ 炊き込みおこわ、おにぎり、米粉の焼き菓子、
 甘酒orかす汁、 自然栽培農産物(米、菊芋など)、米粉、醤油こうじ、おかず味噌など/滋賀県高島市
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8.Oyacky’s(おやっきーず)/ おやき、お汁物/滋賀県草津市
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9.ノラノコ/ノラノコの活動PR、新規メンバー&サポーター募集/滋賀県東近江市、
ノラノコ米2018の試食、ノラノコ米の販売
ノラノコは 湖東三山の麓で活動しています
山の水が流れ込む 豊かな自然が残る田んぼで
農薬や肥料に頼らず 機械を使わない 昔ながらの手作業で
植物や虫たち微生物といった 自然の生きものたちと共に お米づくりをしています
▽▽▽▽▽▽▽▽▽
マルシェでは
◎活動の様子を展示
◎ノラノコ米(2018年収穫)の試食・販売
2019年度は3月から始動します。
■ノラノコFBページ
https://www.facebook.com/%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%82%B3-622920601096343/
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10.尾崎ファーム冒険団/ 無農薬天日干しのお米・無農薬米使用のポン菓子/福井県若狭町
(てんさい糖使用)(個別包装)・無農薬のもち米使用の玄米餅(個別包装)/   無農薬米使用の玄米粉
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11.たんぽぽ食堂/ 有機野菜のランチプレート  ジビエカレー/滋賀県甲賀市
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12.ボングー/ カレー スープ/兵庫県宝塚市
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13.wai'oli farm ワイオリファーム/ ワイオリファーム産または契約農家の無農薬野菜野菜でつくる
  おせんべい、ファームチップス の製造販売をしております。個包装での販売です。/広島県福山市
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14.がんばカンパニー/がんばクッキーの販売/滋賀県大津市
設立者の中崎ひとみ(なかざき ひとみ)さんは、息子が重度の自閉症の障害を持ちます。それをきっかけに障害者運動と関わります。1992年に,共生シンフォニーの前身「今日も一日がんばった本舗」入職。その後,障害者も誰もが働ける場作りとして,現場で運営改革や福祉事業を展開,社会福祉法人 共生シンフォニー(がんばカンパニーはその事業の一つです)をつくり、現在にいたります。日々,様々な生きづらい人たちと働いています。2014年4月の段階で、雇用従業員数 134名のうち70名が障害者です。がんばクッキーは美味しいですよ!ぜひ買いに来てください安全農産供給センターと同じ卵を使っています
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15.琵琶湖フィッシュアンドチップス/琵琶湖の固有種「ニゴイ」の米粉フリッターと
 有機のじゃがいものポテトチップスを合わせてご提供いたします。/滋賀県
ぐるぐるびわ湖プロジェクト関連プロジェクト。
知っていますか?合成洗剤追放運動、せっけん運動は、
琵琶湖から始まったのです
https://www.facebook.com/grgr.biwako/
木下実験室と碧いびわ湖によるコラボプロジェクト、題して、Biwako Fish &Chips!<琵琶湖フィッシュアンドチップス>が特別出店します。
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16.火野山ひろば/琵琶湖北部高時川源流の山で取り組ん焼畑農耕のチラシ等紙媒体とDVD紹介/滋賀県高島市
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17.玉屋珈琲店/ 一杯ずつドリップしたオーガニックコーヒー/京都府京都市
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18.under tree/グルテンフリーのスイーツ、ロールケーキやプリン、ショートケーキなど/京都府京都市
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19.ベトナム食堂 COMCOM ベトナム料理(生春巻き、バインミー バゲットサンド)、お粥、カレー)/京都府宇治市
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20.天然酵母パンの店 Pan de PaP 自家培養天然酵母・国内産小麦粉使用のパンの販売/大阪府枚方市
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21.月ヶ瀬健康茶園/ お茶(煎茶、紅茶、ほうじ茶)の試飲販売/奈良県奈良市
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22.農家楽舎 みやけ/maimai 福知山産の米、ハンドメイド米袋バッグ/京都府福知山市
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23.フランク菜ッパ/ オーガニック加工品、野菜、HOTゆず、しょうがジュース/京都府京都市
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24.秀明自然農法ネットワーク/書籍販売 加工品(醤油 パスタ おかし等)/滋賀県甲賀市
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25.有限会社 秀明ナチュラルファーム」/ 秀明自然農法加工品 醤油 パスタ かりんとう等/滋賀県甲賀市
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26.Shop Madre/ 滋賀県産の無農薬のお米を自家製粉して作る米粉のおやつ/滋賀県近江八幡市
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27.ゆあさ農園/ 有機JAS梅干し類/群馬県高崎市
梅と梅干しの生産者、ゆあさ農園の湯浅直樹さんは、自他ともに認めるエネルギー自給農家の実践者。梅の木の剪定枝を燃料にしたボイラー、太陽光発電トラクターなど、「ここまでできるんだ!」という工夫でいっぱいです。
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28.農文協の本/展示即売コーナー 農業、食、環境に関する本の展示即売/東京都
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29.愛農学園農業高等学校 加工品(ハム・ベーコン・ジャム・くるみなど 他)販売、無農薬の野菜(小松菜、春菊など)販売/三重県
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30.使い捨て時代を考える会/ 書籍販売、情報提供/京都府京都市
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31.この指とまれ農場/ 加工品、ヤーコンなどの販売/三重県
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32.安全農産供給センター/りんごや野菜などの試食販売、農産加工品販売、入会案内
/京都府宇治市
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■■■マルシェ特別企画ー有機生産者尾崎零の「農の難問・ギモンを語ろう」■■■
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会場風景
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2018年12月29日

2019年2月23日(土)全国有機農家の集いin琵琶湖(日本有機農業研究会全国大会)の報告



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■■■ 大会実行委員会事務局 南村多津恵の言葉 ■■■

滋賀県庁の森野参事が、すばらしい大会を滋賀で開いてくれてありがとうございましたと言ってくださいました。今後の施策のヒントが得られたそうです。2年ほど前に滋賀県はやっと有機農業の推進に力を入れようという方針になったところで、今回はタイミングがよかったとおっしゃっていました。

また、有機のお米農家の中道農園さん(初参加)が、日有研は生産者と消費者と流通とみんなが集まっていて意義があると言われていました。生産者だけで集まっていても、食べ手の意見が入らないからダメなのだと。滋賀県内でそういうネットワークがないかなあと言われていたので、これはやはり働きかけどきなのかも。ということで、滋賀県民として、きっかけをいただくことができました。

会場満員の参加者。全国から285名参加。
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■■■大会の感想 土屋憧真(北海道大学)■■■


碧く美しい琵琶湖のそばで、先日に全国有機農業の集い2019が開かれました。いのちの大切さを心得た人たちの講演を聞き、愛情あふれる生産者たちと交流し、とても実りのある有機的な一日となりました。大会に参加して感じたことをここに綴ります。


決議文を読み上げる京都府南丹市若手生産者児島ひかるさん
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●特別講演 樋口英明福井地裁元裁判長(大飯原発差し止め判決を出した人) 

原発と有機農業という、一見何の関わりもないテーマに見えたのですが、樋口英明さんのお話は有機農業の理念と深く通じているなと思いました。それは、どちらも「経済成長、企業利益、効率性」といったものを「いのち、生活、環境」よりも優先するこの社会に鋭く訴えかけているからです。原発は政治や財界と深く癒着しているため、利益を求める巨大な勢力が原発を止めないよう必死に権力を行使しています。その構図は、遺伝子組み換え食品や農薬、食品添加物の問題と重なるところがあります。

お話から樋口さんは、命を大切にした社会を熱願しているのだなと思いました。お話の最後に、「問題を知ってしまった以上、このことを特に若い人たちに伝えていかなければならない」という言葉がありました。原発も農業を食品も、問題意識を持った人たちが「NO」を示さない限り、社会はおかしい方向に突き進んでしまいます。より良い社会を目指すためにも、まだまだ私たちはやらなければならない仕事があるようですね。


樋口英明福井地裁元裁判長
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●基調提言

かつて有機農業が始まったばかりの頃、有機農業は「勇気農業」と呼ばれていたと聞いたことがあります。変わり者として周りの農家から誰にも相手にはされなかったですし、農薬や化学肥料を購入しないから、農協や役所からにも嫌がられる存在でした。有機農業の黎明期、有機農家は孤独に苛まれていました。それでも有機農業を続けてきた所以は、ひとえに消費者が安全な食材を希求していたからであり、消費者が有機農家を買い支えてきたからである。生産者と消費者が協力し、一体となって安心できる食材を生産し消費してきたからなのでしょう。

現在、有機食・自然食はかなりの市民権を得ています。場所によれば、有機食材も手に入るようになりました。今後はさらに有機が当たり前になってくる時代になってくるでしょう。ですが、その背景には先人たちの絶え間ない努力があったこと、そして有機農業を成り立たせるには、生産者と消費者が共に提携しなければならないことを忘れないようにしていきたいです。

よく有機で農業を営んでいる生産者から、「有機認証をとることはしない。手間もかかるし、コストもかかってくる」という言葉をよく耳にします。有機認証を得るために生産者がどれだけ頑張っているのかも知らずに、ただ食べ物を食べる王様のような消費者でした。先ほど生産者と消費者の連携が大事と述べましたが、それにはこれまでの認証システムが障害になっているように思います。どうして、有機食品と名乗るための負担を生産者だけが一方的に負担しなければならないのでしょうか。そして、そもそもなぜ有機食品と名乗るのに手間が必要なのでしょうか。今回のPGSのお話は、現行の認証制度の問題にとどまらず、有機農産物の市場が拡大し、有機農業であっても生産者と消費者の距離が離れてきている現状を今一度見つめなおす機会になればいいなと思いした。

●分科会(第2分科会 「タネを守るということ」)

最近種にまつわる話が注目を浴びてきています。その理由はもちろん種子法の廃止と種苗法の改正でしょう。種が危ないといわれているが、その法律がどのように改正されたのか、それが農民にとってどのような影響を与えるのかということは、詳しくは知りませんでした。そのため今回のお話は、種に関することの現状と課題を知る良い機会になりました。

 結論から言えば、今回の法改正はそれほど恐れるものではないということがわかりました。自家採種が禁止されるものが増えたとはいえ、それは品種登録されているものに限られるのです。品種登録をされているものは化学肥料や農薬を使用することを前提としています。有機農業は、農業が近代化される以前からずっと続いている、在来種や登録外品種のほうが向いています。なので、それらの種を取り続けて、「種を取ること」を忘れないようにすればよいのです。

この話を聞いて私はとても安心しました。それまでは法律が改正され、農家がついに種を取ることができなくなったのかという杞憂をしていました。逆に、今回の法改正によって、自家採種の重要さがわかり、自家採種の運動が一層広まるのではないかと思います。

近代農業の普及により、種は種苗会社が決められてしまい、作物の多様性が失われたように思います。スーパーには見た目がよく、薄味、甘味の野菜ばかりが並んでいます。かつて、固定種を販売している、野口のタネの野口勲さんは「種苗会社が野菜をどんどん不味くしている」と断言しました。自家採種を辞めてしまうと、種苗会社による「味の均一化」がおきかねないと思います。

私は、あくまでも消費者です。種を取る行為は野菜を育てている生産者にしかできない行為です。ただ食べるだけの私たち消費者ができることは、固定種や地域種の味をきちんと理解することです。苦味、酸味や濃い味を嫌がるのではなく、積極的に食べていかなければなりません。品種が味の決め手になるといわれています。消費者はただ、おいしいと味わうのではなく、この作物は登録品種なのか登録外品種なのか、F1種なのか固定種なのかといった、種レベルでの興味をもっていかなくてはなりませんね。


分科会の様子
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いのちを大切にする社会をつくるための実践としての有機農業。その発展には作り手と食べ手がつながり支え合う「提携」をすすめることが不可欠です。そのための鍵を握る新しいシステム、PGS(参加型保証システム)の創設について考えるとともに、次の時代を見越し、めざす未来のビジョンや歩むべき道筋を、生産・消費・流通の立場を越えて語り合いましょう。

■3.11後では初の運転差し止めを命じる関西電力大飯原発3,4号機をめぐる2014年の判決を書いた樋口英明福井地裁元裁判長による講演

■有機農業の未来に明るい希望が生まれるワークショップ(総合地球環境研究所FEASTプロジェクト企画)

■ 提携の次のステージをめざす提携推奨PGSプログラムの実施についての提言

■ テーマを深める分科会、種の交換会、手作りマルシェと、

 まさに有機的で濃密な2日間を過ごします。
  ※個別の参加も可能です。

■会場:アヤハレークサイドホテル(滋賀県大津市におの浜3丁目2-25)
    JR東海道本線(琵琶湖線)膳所(ぜぜ)駅より徒歩10分
     または大津駅より送迎バスで5分

■■■プログラム■■■
【第1日 2月23日(土)】
■プレ企画 9:00〜11:00

 ワークショップ「有機農業が当たり前の未来」
    進行 総合地球環境学研究所FEASTプロジェクト

■開会式 13:00〜13:30

■特別講演 13:30〜15:00
「いのちを大切にする社会をつくる―原発訴訟と裁判官の責任―」
    樋口英明氏(福井地裁元裁判長)

■基調提言 15:00〜16:00
「有機農業の原点とPGSの考え方」槌田劭(使い捨て時代を考える会)
「PGSの世界の流れ」橋本慎司(兵庫県/有機農家)


■■■分科会 16:30〜18:30■■■
■ 第1「すてきな有機農業の技」話題提供:魚住道郎(茨城県/有機農家)、道法正徳(株式会社グリーングラス) 進行:橋本慎司(兵庫県/有機農家)

■ 第2「タネを守るということ」話題提供:林重孝(千葉県/有機農家)、 山根成人(ひょうご在来種保存会) 進行:松平尚也(京都府/有機農家)

■第3「子どもの給食をオーガニックに」 話題提供:秋津元輝(京都大学農学研究科)社会福祉法人 照治福祉会 浦堂認定こども園(大阪府)、末永博子(枚方食品公害と健康を考える会)、進行:岩島史(総合地球環境学研究所)

■第4「人をつなげる提携推奨PGSを作ろう」話題提供:槌田劭(使い捨て時代を考える会)、久保田裕子(日本有機農業研究会) 進行:平賀緑(大学非常勤講師)

■第5「あなたの就農、応援します」 話題提供:福原圧史(NPO法人ゆうきびと)進行:児島ひかる&児島阿彌(使い捨て時代を考える会)

■第6「琵琶湖からの発信 山から海まで、そして暮らし」
話題提供:中村清作(琵琶湖漁師) 進行:仁木貴之(安全農産供給センター)

■オーガニック交流会(懇親会)、大会アピール 19:00〜21:00
■夜の語らい 21:00〜23:00

【第2日 2月24日(日)】

■■ 種苗交換会 8:00〜9:45
※自家採種用の種子の交換です。交換・提供する種子を持参の方は、 当日に大会受付で登録してください。持参の種子類は、小分けにして袋に入れ、受付時に配布する書類に 説明を書いてください。 なお、種子の持参なしで種がほしい方は、1000円以上のカンパで参加できます。
 日本有機農業研究会総会 10:00〜12:00

■■全国有機農家らのここだけマルシェ 10:00〜13:50
  マイ箸、マイ食器、マイバッグをご持参ください。
  ※出店者を募集しています。
  12月27日(木)〆切。詳細は以下のURLをご覧ください。
   http://bit.ly/2Pbvuko
 閉会式 13:50〜14:00

■申込み・問合せ:日有研全国大会2019実行委員会事務局
    (使い捨て時代を考える会・安全農産供給センター)  TEL 050-7119-5449(専用) FAX 0774-24-9512(安全農産供給センター)      E-mail : joaa2019biwako@yahoo.co.jp

■■分科会報告■■ 
日本有機農業研究会機関誌『土と健康』2019年6月号より

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■■なぜびわこで大会?■■
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■■大会総括■■ 日本有機農業研究会 機関誌『土と健康』4・5月号

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2018年12月10日

なぜパック野菜?ー環境を守るということは野菜を選ばないということ

           
■■「選ばない」という選択のススメー自然のレジリエンスの一部になろう■■
             山本奈美(京都府京北町有機農家)

「環境を守るということは野菜を選ばないということ」ということばに少し追加させてください。

私は今、「パック野菜」という食のあり方に注目しています。

「私はアオムシとちゃうっ」と言いたくなるほど毎週毎週届く菜っ葉類。

夏には「キリギリスじゃないっ」と言いたくなるほど届くきゅうり・・・

大きさも形もいろいろ。虫と「分けっこ」する必要もあるかもー

「パック野菜」は、人間の都合ではなく、「畑の都合」に左右される食のあり方です。

7月パック野菜
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1月パック野菜
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「野菜を選ばない」ということは、「誰かが私のために選んでくれている」ということ。その「誰か」とは誰なんでしょ?

安全農産供給センタースタッフ?ーいえいえ、彼らも「きゃー菜っ葉がこんなに(>_<)」と叫びながら、パック数を数えてだいたい等分になるように分け分けしているだけ、なはず。

安全農産供給センターの朝の光景
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では、生産者さん?ーいえいえ、彼ら・彼女らは土をつくり畝を立てて種を播いて野菜のお世話をされてきましたが、実る、実らないまではコントロール不可能です。

見事な少量多品目の畑
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もちろん、農家さん(特に有機農家さん)は、「適期適作」、季節に合った野菜を育てます。だって季節外にトマトや茄子を育てても実らないからです。

これは、農家さんが野菜を選んでいるように見えますが、実は発想を転換するとそうではありません。自然が「播いてもいいよ」とGOサインくれた野菜を育てているー自然が決めて、農家さんは自然のご機嫌を伺いながらお世話をしている、と言った方がいいかもしれません。

「篤農家さん」とは、その経験と知識から、自然の声を逃さずキャッチし、適した行動を実践することに長けている方だと思っています。

そこで最初の問いです。今日、パック野菜で届いた野菜を「私・あなたに選んでくれた」のは、誰でしょう?
私は、「自然」が私・あなたのために選んでくれている、と考えています。

暑い日が続いたら水分たっぷり蓄えた夏野菜を「選んで」くれる。
寒い日が続いたら、「免疫つけてね」と栄養たっぷりな冬野菜を「選んで」くれる。
菜っ葉どっさりなのは、そう、あなたとご家族の今週の食卓に必要だから!

必要としているのは、私やあなたのカラダだけではありません。環境が、その土が、その地域が、その野菜がそのときそこで育つことを必要としているのです。

ご存知の方も多いとは思いますが、土に生えてくる「雑草」は、その土が必要としている養分を供給してくれる雑草です。酸性土だとスギナが繁殖しますが、スギナたくさんミネラルを補給するともうスギナは生えない。次の「必要な草にバトンタッチ」されます。

野菜にもそんな役割があるのではと思っています。

もちろん、現場で選別をして配送され供給される、という現実はあります。農家さんが代々、気候に適した野菜の種をつないできたからこそ存在する野菜もたくさんあります。

でも、「あまりにもおいしいからつい種を保存した」という農家さんがいたりするように、農家さんがそう「したくなった」のも、自然がそう仕向けているのでは、と想像してみるのです。

「この野菜をこの農家に育てさせるとしよう。そうすれば、あの虫も生きていけるしな。街に住むあの家族もこの家族も最近この栄養が不足しとるしな。ウッシッシ。まんまとはまりよったわ」なんて言ってるんじゃないか。と考えると、なんだか楽しい。

実はこれ、「自然のレジリエンス(回復力/復元力)」とも言えます。自然は常に、人間やその他の「介入」を受けて影響を受けてきました。それでも、ある一定程度の介入なら、回復する力を持っています。それをレジリエンスといいます。

大規模で工業化された食と農が地球を破壊してしまうのではないかーそんな危機感を持った自然のレジリエンスともいえる行動のひとつが、「私たちに野菜を食べさせる」ことだと思えるのです。

そんな壮大でアンビシャスなプロジェクトを実施する自然が、緻密な計算のもと「選んでくれた」野菜が、有機農家さんの畑で実っている野菜たち。

パック野菜とは、そんな野菜が、毎週、私やあなたの食卓に届くことであり、それを食す私やあなたは、自然のレジリエンスの一部です。

「選んでもない野菜を食べるのはイヤ」「野菜や食べものは選びたい」と思っている方も多いのは事実です。
ただ、スーパーなどで食材を「選んでいる」つもりでも、「誰かが選んだ選択肢」の中から選んでいるに過ぎません。

しかもその「選択肢」の選択基準は、食べる私たちの健康でも、私たちや子どもたちが暮らす環境でも、子どもたちの未来のためでもないことが多いことは、様々な食と農の研究者やアクティビストが指摘するところ。

安全農産供給センター社屋
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もちろん、スーパーを敵視しているわけでも、スーパーの役割を否定するわけでもありませんし、スーパーの取扱品をより「自然のレジリエンス」に沿った食材に変えていくことは大事なことだと思っています。そして、スーパーで手に取って野菜を選びたい、という方にとっても、「選んでいるつもりが実は自然のレジリエンス計画の一部で、私は自然の罠にはまって選ばされていた」というような世の中にしていく必要があると思っています。

届いた野菜を目の前にして献立を考えることー慣れない人には難しいですが、慣れると簡単です(多分)。

コツや知恵は失敗を繰り返して、少しずつ身についていきます(漬物スキルゼロだったこの私でもちょっとずつ身についてます)。

おもしろいことに、人は、経験や知恵を蓄積し、共有することによって満足感、幸福感、安心感を覚えます。

漬物クィーンと呼ばせていただきたいようなベテラン会員さんから、「もう、最初にたくあん作ったときは大失敗。まずくてまずくて。一人で泣きながら食べたわ」と聞いたとき、「あ、私失敗したけど、もう一度やってみようかな」と思えるのです。もしかしてこの気持ちも、自然のなせるワザ、かもしれません。

ぬか漬け
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大根を仕込む
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私たち人間も、自然という大きな手のひらの上でころがされている悟空のようなもので、今日の漬物の失敗も、明日の成功も、そんな自然の壮大なレジリエンスプロジェクトの一部じゃないのかなーそう思うと、なんだか気が楽になりワクワクします。

そしてその壮大なプロジェクトの先に、未来世代の子どもたちが誰も搾取したりされたりすることなく、幸せに暮らす社会の実現があるはずーそう思うからこそ、野菜を「選ばない選択」をオススメしたいと思っています。


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山本奈美さん
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2018年11月26日

【満員御礼】11月18日(日)オーガニック大収穫感謝祭@百万遍知恩寺


■■■■この繋がりのわっかがよりひろがっていきますように■■■ 

                          収穫感謝祭 参加感想 三浦智子



京都市左京区百万遍知恩寺
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こんにちは。
今年の収穫祭では西町楽団として
ステージにたたせていただきました、会員の三浦です。今年もお声をかけていただき、ありがとうございました!!

ステージに立った三浦さん
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まずは今年の収穫祭が無事に開催できたことに感謝するとともに
当日の大成功の結果にもっていくまで陰ながら尽力してくださったスタッフの皆様、生産者の皆様、本当にありがとうございました。

収穫祭の会場では、いつも我が家がお世話になっている食べ物の生産者さんや馴染みのある知り合いのお店の方々の名前が沢山並んでいてもうテンションアップ!!

いつも食べているものを作ってくれている生産者さんに直接お会いしてそのお人柄であったり、食べ物への誠実な姿勢を改めて知ることができたこと、

また

『いつも美味しく食べてます』『いつも我が家の食卓で使わせてもらってます』

『いつもお世話になってます』『ありがとうございます』『大好きです』

と直接感謝の意や伝えられたことがとても嬉しかったです。

井上本店さんのイケダ醤油がないと我が家にこの時期よく出てくる大根飯の味は決まらないし、影山製油さんの濃厚なゴマ油がないと中華系の味付けのお料理が作れないし、といったように例をあげるとキリがないくらい、我が家の豊かな食卓は多くの方々に支えられていることを再確認できる実り多き時間となりました。

井上本店(奈良県奈良市)
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影山製油(島根県出雲市) 
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ステージでは
自分達の音楽を楽しむことはもちろんですが、会場を訪れた少しでも多くの方に誠実な生産者さんとつながる豊かさを伝えたいなぁと思い、少しだけ拙いながらもお話もさせてもらいました。

この繋がりのわっかがよりひろがっていきますように。

今年も参加させていただき本当にありがとうございました。
また来年も楽しみにしています!

■■■■会場光景■■■■

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■■■配置図■■■
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■■■■出店者紹介■■■

1 有機農業なんでも相談コーナー   尾崎零(大阪府能勢有機生産者) 
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コミュニティー通貨ポコ券交換所     門で配布のクイズ解答で引換  
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アジェンダ・プロジェクト     雑誌『アジェンダ』と菊芋の販売
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4 脱原発委員会と福島近辺のこどもたち保養キャンプ(ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ 関西きんじょすくいの会  みわのわ YWCA 絆キャンプ )
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5 YWCA             カフェ
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6 自ビール倶楽部 自ビールの提供   ※地域通貨ポコ兼のみでの交換
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城陽酒造   自然酔(会生産者谷口さんの有機米で作ったお米)、梅ジュース、梅サイダーなどの販売 DSCF1347.JPG 
        
安全農産供給センター うどん・カレー・お弁当
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9 安全農産供給センター 2 農産福袋/果物/取扱い品展示
 リンゴ生産者 長野県の小松さん
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10 この指とまれ農場 使い捨て時代を考える会の農場      生産者中井英人
ポップコーン、親芋のスィートポテトor芋ようかん
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11 有機生産者の米・野菜のアピールと販売 
■京都府南丹地区   湯浅拓(園部町)、谷口成生(日吉町)
        山本正行(京丹波町)、児島ひかる、小畠完 他

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■三重県伊賀地区      鈴木栄、中容子、松井真理子
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■奈良県御所地区              上田誠宏
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■その他の地区  西歩(和歌山県岩出市)
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 桜井常人(滋賀県栗東)
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12 影山製油所 /島根県出雲市        国産菜種油をつかった天ぷら
「国産菜種油」と表示できる唯一の食用油です。ピンセット選別やっています。菜種の香りが違います!
国産無農薬菜種を使って、昔ながらの食物油の製造を行なっています。現在、菜種油の原料は99.9%が輸入されていて、その大部分は遺伝子組み換え菜種なのだそうです。そんな中で、影山製油所さんは菜種の原種の保存から、契約栽培農家での原料生産までを一貫して管理しています。市販の大部分の菜種油は効率を良くするために化学薬品を使って油を抽出しているのですが、ここでは昔ながらの圧搾一番搾りで菜種油を生産しています。
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13 みかんの丘 高知県  障がいのある方ひとりひとりが、お菓子の製造販売を通して社会に貢献
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14 さんさんファーム  長野県         こだわり黒豚ソーセージと黒豚串焼き
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15 ぐるぐるびわ湖プロジェク ニゴイ・ブラックバスのフィッシュ&チップス
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16 彩生舎         自然派化粧品・オーガニックアロマ製品 展示・販売
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17 芦浜産直出荷組合   鯖寿司・さんま寿司・イカ焼き、あおさのり、釜炊ひじき
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18 井上本店      国産大豆の醤油・味噌の展示販売
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19  手織りショール・バッグ・草木染 野崎暁美(使い捨て時代を考える会会員)
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20  上宮津21夢会議(飯尾醸造)  おにぎり、上宮津の農産・加工品・工芸品
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21 月ヶ瀬健康茶園                     有機栽培のお茶
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22 フェアトレーディング(フェアビーンズ)          フェアビーンズ商品、FBチョコレート試食販売
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23  Pan de papa   大阪府枚方市  天然酵母のパン
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24 ベトナム料理COMCOM 金原真紀子(使い捨て時代を考える会会員) 
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25 自家栽培・自家製粉のライ麦パンーみとき屋  京都府南丹市胡麻 ドイツカフェ
          井尻有香(使い捨て時代を考える会会員)
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26 吹きガラス器・ガラ スアクセサリー・天然石を使った小物
           渡部瑞恵(使い捨て時代を考える会会員)
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27 あらいぶきっちん   厚揚げ焼き・国産有機大豆による豆腐
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28 愛媛有機農産  有機みかん・レモン・栗ごはん
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29 ぶどうジャム 小物(布バックなど)
          松重泰子(使い捨て時代を考える会会員)
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30 ドライリバー           天然酵母パン・焼き菓子など
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31 木次乳業自然に逆らわない生産. 化学肥料を使わない牧草の牛 ハンバーガー
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32 玉屋珈琲 オーガニックコーヒー
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33 楽焼き   川瀬理央  煉瓦でつくった簡易の窯を使って、お客さんに
          絵付けして頂いた素焼きの作品を焼きます
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34 まるとも海産    しらす丼 ちりめん山椒、ちりめん、釜あげ
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35 かたぎ古香園   滋賀県甲賀市   日本で一番最初に有機栽培のお茶
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36 プレスオルタナティブ  フェアトレードの食材・雑貨
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37 手紡ぎの毛糸とニット   安井博美(使い捨て時代を考える会会員)
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38 おだしとおにぎり (安全農産の真昆布と鰹節を使った本格だし)
                 人見佳子(使い捨て時代を考える会会員)
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39 手織りショールバック・自家製小麦粉その他   高木淳子(使い捨て時代を考える会会員)
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40 フランク菜ッパ サブカルチャーと新時代を発信する有機八百屋  
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41 きっちんはりーな        お店で提供しているおばんざい
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42 すみれや               乾物と生活雑貨
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43 ヤシの実など天然素材で作った楽器      鳴海良
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44 フラウビルツ               ドイツ菓子 
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45 体感食堂    ベジ肉まん
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46 Donap       パン・焼きドーナッツ
47  窓カフェ            中国茶喫茶
48 五右衛門かまどごはん        定食
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49 Day drippers Coffe オーガニックコーヒー
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50 小春日和       定食            
51 こけこ               野草茶 喫茶         
52 ウィバーズガーデン         織物展示    
53 HUWAーRE           リサイクル布下着
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54 ワルンロティ           酒粕発酵パン
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■■■ステージ■■■

■カイル・ビンセント Kyle Vincent ライブ


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■AVE COVO 

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■ストロベリーズ

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■■■人形劇 ひみちゃたい■■■

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■■くす玉わり■■

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