2018年09月14日

10月27日(土)わたしを支える社会を作るー新潟の経験に学ぶ 佐々木寛(市民連合@新潟)講演会

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10月27日(土)14:00~ みやこめっせ 

わたしを支える社会を作るー新潟の経験に学ぶ

佐々木寛さん(市民連合@新潟共同代表 新潟国際情報大学教授) 講演会 


2018年6月10日の新潟知事選は脱原発候補が大接戦。

2016年10月新潟知事選では、原発再稼働反対の知事が当選。

2016年7月参院選(一人区)も脱原発候補(市民+野党共闘の候補)が当選。

その当選に重要な役割を果たしたのが2015年12月に結成された市民連合@新潟です。

市民運動が直接選挙に関与して、ときには既存の政党とやりとりしながら候補者を押し出すということは、近年それ程一般的ではありませんでした。

選挙は政党の領域、個別の政策について要求するのは市民運動という一定の線引きがなされていたのです。

しかしそこに大きな変化をもたらすきっかけとなったのが、2015年の安全保障関連法案への反対運動でした。

直接話を伺いましょう。 


■会 場:みやこめっせ地下一階大会議室(100名規模)       
■日 時:2018年10月27日(土)14:00〜16:30
■主 催:市民連合ユナイトきょうと
■共 催:市民環境研究所
     自由と平和のための京大有志の会
     アジェンダ・プロジェクト
     Peace flagプロジェクト
使い捨て時代を考える会
■連絡先:〒606-8227 京都市左京区田中里ノ前21
     石川ビル305 市民環境研究所内  080-6180-9641(吉永)    
■参加費:1000円(院生含む学生、障がい者、生活困窮者無料)

プロフィール
1966年香川県生まれ。新潟国際情報大学国際学部教授(政
治学・平和学)。日本平和学会理事。「市民連合@新潟」お
よび「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表とし
て、2016年参議院選挙および新潟県知事選挙で野党統一候
補の擁立に貢献。一般社団法人「おらって にいがた市民エ
ネルギー協議会」代表理事として、市民発電事業を通じた持
続可能な地域社会の実現にも取り組む。

(著書『市民政治の育て方』2017年11月、大月書店より)

政治学者という肩書で今回のように選挙運動に関わると、対照的な二つの反応に出会います。ひとつは「政治学者なのだから、選挙にも詳しくて、勝てる方法を知っているはずだ」というもの。

残念ながらこれは大いなる誤解です。

もう一つは逆に、「学者のくせに実際の選挙運動に参加するなんて。研究者が客観的な視点を捨てて一方の立場に立ってしまったらおしまいだ」といったもの。もっといえば「あの人は政治学者ではなく政治家になってしまった」などという反応です。

今回の選挙に私が関わったのは、ある意味では成り行きというか、それまでにも地域の様々な市民活動や平和活動に関わっているうちに、自然と巻き込まれてしまったという面もあります。

しかし一方で、政治を研究してきた者として、昨今の危険な政治状況を前にただ分析し評論しているだけでいいのか、政治学者である前に一人の市民であり、新潟というコミュニティの一員として、ここで行動しなければ子どもや孫の世代に申し訳がたたない、という気持ちがありました。

とはいえ、どこまで自分の立場を鮮明にすべきかという迷い、いわば学者という立場と市民という立場のジレンマは、今でも解消されていません。(…)

市民運動が直接選挙に関与して、ときには既存の政党とやりとりしながら候補者を押し出すということは、近年それ程一般的ではありませんでした。選挙は政党の領域、個別の政策について要求するのは市民運動という一定の線引きがなされていたのです。

しかしそこに大きな変化をもたらすきっかけとなったのが、2015年の安全保障関連法案への反対運動でした。(…)

結果的に、私はいま「学問」と「政治」の二つの世界に関わっていますが、結論から言えば、双方にかかわったほうが間違いなく広くものをみることができます。

実際を知らずに机の上で書いている議論は弱い。政治学者こそ実際の政治に参加すべきで、その中で、もまれながら選挙や民主主義について考えた方がいい。

もちろんこれは、政治学を職業とする人に限りません。

だれもかれもが評論家風に政治を語りこれだから政治家は信用できない、政治なんて汚いことばかりだと言って、現実の泥にまみれるような政治の場を避けていると、結局のところ政治は一部の職業政治家の好き勝手にされてしまい、誰も望んでいないような政策を勝手に実行されてしなうかも知れません。

「観客」がどんなに増えても、アクターとして「参加する」市民が増えて行かなければ、民主主義は機能しないのです。

posted by 使い捨て時代を考える会 at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務所
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