2018年08月24日

9月16日「有機農業を見に行こう!−いのちの循環「この指とまれ農場」と「すずめ農園」(三重県伊賀市)」

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京都・奈良の県境、三重県の伊賀市周辺は有機農家が多く暮らすところです。その中で「この指とまれ農場」と「すずめ農園」を見に行きます。
 この指とまれ農場では鶏糞で作物を育て、とれた野菜くずを鶏にあたえ、ワラを鶏舎に戻して鶏がかき混ぜ、また鶏糞として田畑に還元。
 すずめ農園では有機農業に包まれて暮らす大本さんの畑を見学します。
 都会とはまるで別世界。ぜひ体験しにきませんか。
 

■募集 40人(先着順) *申込受付は8/13〜9/7
■申込み:使い捨て時代を考える会事務所
 TEL 075-361-0222 FAX 075-361-0251
 Mail:info@tukaisutejidai.com
■参加費(バス代・保険・昼食代)
 大人(一般)2500円  (会員)2000円  
 子ども(小学生以上)1000円
 当日連絡:080-6180-9641(吉永)
※持ち物;お茶など飲み物、歩きやすい靴、少々汚     れても良い服装
※昼食はこの指鶏肉のBBQ・ピザ窯で焼いたピザ (生産者のお米・小麦粉・卵・野菜使用) ※雨天決行
                
     スケジュール ※予定・雨天決行
8:50  集合京都駅(八条口貸切バス乗降口集合・
                 AVANTI前)
9:00  出発
11:00  到着  すずめ農園見学
12:00  この指とまれ農場(三重県伊賀市白樫5165)で昼食と交流  
     この指鶏肉BBQとこの指小麦粉ピザ 
13:30  この指とまれ農場鶏舎見学
14:00 この指とまれ農場田畑見学 
15:00  出発
17:00 京都駅解散予定       

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【感想】 (有機農業推進委員会 南村多津恵)
畑・田んぼ見学ツアー 有機農業を全身で満喫!

 9月16日(日)、「畑・田んぼ見学ツアー」の第2回、「有機農業を見に行こう!−いのちの循環『この指とまれ農場』」と『「すずめ農園』」に参加しました。

 安全農産供給センターから皆さんの手元に毎週届く食べものの生産地を訪れるツアー。今回の行き先は三重県伊賀市です。約30名が京都駅に集合して、大型バスで出かけました。

 バスの中で会のめざすものなどの話を聞きつつ、まずは野菜の生産者の「すずめ農園」さんへ。こちらで頑張られている大本佳世さんが出迎えてくれました。「ファーマーズ☆メッセージ」にイラストを描いているのはこのお方。約4000坪(たぶん)の農園で日々の作業をこなされているのは、なんと大本さんの女手一つとのこと!

 ご案内いただきながら、猛暑、台風、長雨で畑はさんざんだとお聞きしました。暑さに弱ったピーマンは秋口の回復を期待していたのに台風と長雨で葉が落ち病気になってしまったとのこと。台風でハウスはすべてビニールが飛んでしまい、その後も水浸しがひどく種を蒔くのも苦労だそうです。イノシシの荒らした跡もそこら中にありました。

 農業にやっと慣れコツがつかめてきたと思っても、毎年初めてのことが襲いかかってくるので難しいと言われ、にこやかな笑顔の向こうに苦労が偲ばれました。大きな被害の中、来週はミニカボチャを会員の皆さんの手元に届けてくださるそうです。

 続いて、会の農場である「この指とまれ農場」へ移動し、お待ちかねのお昼ごはんです。この指とまれ農場では、農場スタッフと会員の手作りピザ釜で、ウェルカムピザを焼いてツアー参加者を待っていてくれました。新しくかまども作られていて、おこげのできた炊きたてご飯も準備万端。

 さっそくピザとバーベキュー、産みたて卵かけご飯で昼食。すべてここで採れた食材ばかりとは、信じられない贅沢です。しばし何もかも忘れて食べることに熱中。

 満足いったところで、この指とまれ農場のスタッフ、中井さんが農場の概要やこれからの夢など話してくれました。みんながお昼をご馳走になったこの場所は2年前まで何もなかった雑草地。そこに会員が山から切り出してきた木を、自分たちで皮むきし、建物を建てたのだそうです。

 もう一人のスタッフ、鈴木さんに鶏小屋を案内していただきました。一般的なブロイラーは輸入トウモロコシ(もちろん遺伝子組み換え不分別)と魚粉を混ぜた二種混合飼料を与えられますが、地域循環をめざすここでは、くず米、米ぬか等の発酵資材、青草などの地元で調達したものが鶏の餌。卵の黄身のきれいな薄いレモンイエローは青草の色なのだそうです。

 平飼いの風通しがよい広い鶏小屋には嫌な臭いはまったくなし。環境と食べものがよいせいでしょうか、鶏たちは元気で情緒が安定している感じ。子どもたちと卵ひろいをしましたが、鶏は皆フレンドリーで、おとなしく、かわいらしい。土の床に積もっていく鶏の糞は、鶏が出荷され鶏舎が空く2年後には質のいい肥料に変身しているとのこと。

 それから、3種類が植わっている里芋畑をご案内いただきました。今夏は雨不足のため夏の間は背丈が通常の半分ぐらいにしかならず、雑草がはびこり草取りが大変だったとか。台湾から研修に来られた若者に3日間えんえん草取りをやらせたと……(鬼!)。この雨でやっと育ってきたので来週から会員の皆さんの手元にずいきが届き始めるそうです。

 最後に田んぼを見学しました。こちらも草取りの手が足りなかったそうで、大きな田んぼにヒエがいっぱい生えてしまってました。今年は田植えの時期が遅れたため、稲刈りの時期も後ろ倒し。今度の田んぼ体験日、みんなの小さい田んぼの稲刈りが終わったら、引き続き会員家族にヒエ取りをしてもらうとの魂胆だそうです。

 参加者の中には、子どもが小さい頃は付き合ってくれたんだけどねーとお一人で来られた長年の会員が何人かいらっしゃいました。会の活動には皆さん心を寄せてらして、ニュースを読んでいるだけではふうんという感じになってしまうけど、実際に足を運んで、見てみたら、そういうことなのかとやっとわかるわねと。それってすごく大事な感覚だと思いました。

 援農(縁農)や体験の機会はたくさんあるから、ぜひ来てください、体験することにより、「商品」から「食べもの」になります、と鈴木さんは言われました。広い広い、みんなの夢がいっぱいに詰まった「この指とまれ農場」、人手はいつでも大歓迎だそうなので、みんなで手伝いに行って、いのちを体中で感じたいですね。

 スタッフの皆さん、お世話になりました。素敵な機会をありがとうございました。


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posted by 使い捨て時代を考える会 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務所
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